2008年12月31日水曜日

world-10µ- 01


年の瀬です。
今年も残すところあと10分です。

タイから帰ってきました。そして例によって風邪をひいて寝込んでしまいました。
展覧会やなんやらが終わるとすぐ風邪引くのは色々溜めやすいようです。

この旅、本当に今後の作品に対する考えがクリアになりました。

観光日記が続いたので、もう終わりましたが
「バンコクと静岡の美学展」の簡単な紹介第一弾。



会場の様子
を少し写真で
撮りました。






かなり
ひろいです。
みんなごちゃ混ぜに

わりと適当に
展示されました。



なんとなく
それでいて
そこまで
悪い気は
しませんでした。
きっと
タイの陽気が
そう思わせます。


大きな総合大学の
一施設でした。



僕の場所は
こんな感じでした。
手袋を持って
触ったり
写真を観たり





手に取って
ぽんぽん投げて
転がして
蹴飛ばして
ぐしゃっと潰して

それから元に
治してください
っと書きました。


一番くしゃっとして治してくれたのは
たぶんご一緒した作家の乾さんの息子さんだと思うのですが
その後どうなったやらら。
展覧会は終わりますが、なんだか巡回するそうです。
今度はバンコクはシルパコン大学内のPSGギャラリーです。




次に触れたくなったものは
もっと空間への感覚です。
トリックでない
世界に触れる中で
柔らかな感覚
空気を彫刻します。



来年もよりよろしくお願い致します。

では皆様、世界のどこかでいつかまた逢いましょう。

2008年12月23日火曜日

world-10µ-?タイ雑記その二


サワディ〜クラァ〜ップ
おかげさまで27なりました。
多くの尊敬する先人たちがこの年で亡くなりました。
ぼくは木偶の坊なので浮き世を流れるままに生きるでしょう。
この道の上で会いましょう。


さぁ、展覧会はさておいてまたも観光です。
作品制作を試みましたが、ダメでした。
エスキースが関の山。


実は結構タイのアートシーンにも触れていて
こちら在住の猛者達のお世話になりました。
ペックさん、コンサックさん、ゆうさん
いろいろと教えてくださってありがとう。

が、それはまたの機会に。。。






まずはバンコク最大規模のJJマーケットへ
週末しかやっていないのですが、幅500mぼどの敷地に
びっしり店が混在していました。






ここで手に入らないものは最新のデジタル機器くらい
のもので、いろんなもので溢れかえっていました。
ベトナムのホーチミンでも似たような場所が
あったんやけど、そこはたしか華僑区でした。
僕は購買欲が全然ないのですが、こういう場所は
楽しい。バンコクの町並みがブログで言うRSS状態で
観れます。






混じってみたいなぁ〜





写真はないですが、このマーケット若手作家の
主にペインティングが多数観れました。
アブストラクトに半抽象半具象、ハイパーリアル調と
新しい風合いの劇画とおしゃれな絵がたくさんありました。




夕飯はバンコクの新宿/サイアム・パラゴン周辺へ
ここはめちゃくちゃ大都市雰囲気でした。
ガイドブックによるとタイのファッションは
ここで見極めろだそうです。




ちょっと旨い定食屋へ行って、タイらしい
料理をたくさん頼みました。全部で600円くらい。





帰り際に高級デパート横でタイの有名らしき歌手の
コンサートがやってたので写真だけ撮りました。





あとは
アユタヤへ行ってきました。

昨日電車で行こうとしたら1時間遅れていて
インフォメーションの親切なおばちゃんに
如何に損をしていてお金がかかるかを説かれて
萎えてしまったので。
ホテルへ帰ってふて寝しました。

昨日はだめな日のようでした。




そんなわけで今日はバスでアユタヤへ。

しかし今朝はまたも親切なおばちゃんに
間違った場所でバスを降ろされました。




おばちゃん。。。

ふぁっふぁっふぁ






アユタヤは世界不思議発見気分。







タイ様式、クメール様式、スリランカに
ドヴァラバティ様式が見事なまでに
壊されてました。





圧巻!!











しかし完全な状態をバンコクでしこたま
観ただけに、趣あふれる気分でした。











動物園より
大きく感じました。






夜、近所のタイ語しか通じない
レストランへ。
タイ語も通じないし、メニューも
読めないので適当に注文。




やっぱりタイ料理は旨い。
すばらしい一日でした。





巡り会い、進み合い、達し合い、今年は「道」。

2008年12月20日土曜日

world-10µ-?タイ雑記


サワディクラーッップ
タイにやってきました。

ドナルドも手を合わせていました。

こちらの言葉は読めませんが、
「こんにちは」と「ありがとう」と「すいません」は
覚えました。


さて、展覧会はもう始まっていまして。
僕は初日空港からお迎えを受けて、直接会場まで
行きましたがオープニングには間に合わず





そんなわけでみなさんとお食事を。






徹夜で現地に行ったため、体調がとても悪かったのですが



さすがタイ料理。
一発で良くなりました。

(屋台も安くてうまかった。
ガイドブックの通り100円くらいで
腹一杯食える。味は店でまちまち)



なんだかタイ美術の大御所なみなさんと
わいわい楽しく食事しました。



そんな展覧会会場の話は次回に回して
まずは観光してきました。




大仏さまはどこの国でも
ドデーンっとふんぞり返って
いらっしゃいます。
こちらは涅槃寺ワットポー。


っぽーー!








三島由紀夫は関係あるのか
ないのか
こちらはワットアルン。
個人的に好きな建築物です。

遠い世界に触れられます。







そしてタイの皆さんおすすめの名所
ワットプラケオ
通称エメラルド寺院







さすがに王族御用達のお寺、度肝抜かれる装飾寺院でした。
黄金に極彩迷彩色がキンキラキンであらゆるものが適度に
手抜きで圧巻でした。ゆるさがすばらしい?




そんな、
「ここまでしといてちょっとゆるい」
ワットプラケオの回廊には
古代叙事詩ラーマーヤナの絵が。




でも





こんなことや














あんなこともやっちゃってました。






そんなわけでしばらくタイを覗き見てます。


2008年12月14日日曜日

静岡とバンコクでの展覧会



が、すでに始まってしまいました。

わははは。お知らせ遅れました。

2つの展覧会の詳細はコチラのinformationをご覧下さい。

静岡は島田市、タイはバンコク郊外のナコンパトムでやるのですが
奇しくもオープン日が一日違いでした。
心なしかDMが似ている??


今回出展しましたのは、同じ構成の作品

一方は取手で子供や大人にぺちゃんこにされた通称『もじゃ玉』と
インクジェットプリントの写真。

一方はその原型とデジタル・タイプCプリントの写真です。

二つの異なる物語を持つ、同一性物と世界観のオマージュ写真を展示。
二時間の時差と少々の距離を経て地上の二点で展示します。
個人的な楽しみですが
なにかそこにあるのでしょうか。


ぼくは出来るだけ目に見えないものを考えないように、
しかし目に見えがたい兆しを捉えられるように
やっていこうと日向ぼっこ。

2008年12月3日水曜日

world-danchi-04


TAP08が先月の16日に幕を閉じてから
丁度半月が経ちました。
ご来場の皆様ありがとうございました。

僕は
その後すぐに撤収に取りかかり
京都への搬出、荷下ろし。
静岡に戻って12月の展示への
準備っと慌ただしく
あっという間の半月でした。


ぼつぼつ、時間が少しでき始めたので
TAPを振り返りながら。


今回は


最終日の「わーるど転がし」の
記録。
写真は斎藤剛さん



16日の
3時前
白装束の集団が
増えて行きました。
特殊強化服を着ると
服が汚れません。


しかし生憎の雨模様



集まっていただいた方は
お客さんや
ご近所さんや
スタッフや
他のアーティストや
僕の友人や


ご縁協力式パフォーマンス
なんてこともない
その場に居合わせた人たちで
力を合わせます。


持ち上がるかな?

僕は無理だと
思ってました。

ここに集まって
何か一緒にやることがを
大事にしてました。


そうしましたところ



ひょいっっと

簡単に
持ち上がりました。

わははははは
大歓声上がる


勢いもついたので





転がしてみました








最初は順調やったのですが

へこみ始め






ロールケーキに
なりました。

くしゃー






目的地は
韓国!

デイリーさんの
ステージ!!






無事到着
おめでとうございます。







帰りは
転がしたり
持ち上げたりして
元の球状に
戻しました。

2008年11月13日木曜日

world-danchi-03


やぁやぁ、ついに明日からの三日でおしまい
TAPのブログ
最初から読んでみると面白かったのでご紹介〜。
他のアーティストさんのHP、ブログも続々UPされてますので
見てみてください。


あと、写真だけだったworld-danch-01、world-danch-02も
コメント載せてアップしときました。

実は先日風邪を引いて寝込んでしまい、
土曜日に行われた山中カメラさんの『BON DANCE』にも参加できず
ブログもアップできず
お客さんとも会えず。

にゃぁ〜苦渋のんでました。
気を取り直してがんばります。

ちなみに
今僕は静岡で明後日からはじまる
「SAD08」のための作品制作(まだ完成してないーぎゃーす)
展示のために来静中。

やぁ〜あれこれ楽しくなってます。

2008年11月12日水曜日

world-danchi-02


取手アートプロジェクトも残すところ今週末と
なりました。
あっという間でしたが、実り多い体験を素晴らしい人たちと
共有できた事がとても嬉しい。


非常に実験的な
部分が多かった
今展。
想像がますます
膨らみ
手に感覚が
わき上がります。



いい景色

ふわふわ浮かぶものは
オニワラボさんの
作品です。

転がってるのは
僕の小もじゃ玉
来月タイに行きます。




こちらは
憩いの場
「足湯」
団地内の子供用
プールが大変身



足湯の後は。。。
ああ、続きは又今度

☆はい、追記です。
足湯の後は、みんなでデュークなんてらサンのウォーキング
足湯作家さん達はとても張り切っていらっしゃいました。




あとあと
休日の茨城で
とても素敵な
アーティストランスペース
に出会いました。




その名も


四方山荘!!

現在はキューバとアメリカから
作家さんがAIR中
とっても楽しく
アクティブなスペース
でした。



一緒に行った
デイリーさんと
ウォルシクさん

ここでも韓流料理を
ご披露!!

しかし



その制作途中で突然天井が落ちて大惨事

僕死んだと思いました。
ずいぶん古い建物だったので

そしたら
原因は四方山荘の猫でした。

にゃー

2008年11月4日火曜日

world-danchi-01

ついに始まった『取手アートプロジェクト2008』
っといっても書いている今日はもう最終週。。。

わはは

写真は団地中を恐怖に陥れるべく〜
うそです。
団地中の縁を繋いで行くべく行ったパフォーマンスの様子!
僕はスーツで紳士的にきめて参戦。

次の日から子供達からパフォーマンスの味を占めたか
リクエストまでもらっちゃいました。



無事に完成した
団地ドーム!


中に入って
僕が編んで行った縁や
交遊の証が

団地の景色と積層された風景を臨めます。




こちらは旧作で
再構成した
[world-grass ground-]

僕と遊んでくれた
たくさんの井野ッ子の
ためのプレイスポット




設営前夜の様子
にゃ〜これはこれで
自立させたものも
作ってみたかったなぁ〜

それはまた次のお話



皆様お楽しみください。


さぁ〜て楽しい芸術の時間です!