2008年1月28日月曜日

world -dive to the sunset- 01


一昨日、ついに一ヶ月の滞在制作を完了し展覧会が始まった。


その日は、結局寝る時間を得る事なく始まった。


いつからか、どこまで作り上げられるかを悟ったかのように
それにむけて、時間をつじつまを合わせるかのように使っていく。

2時間、また2時間、オープンの時間がせまり


本会場は完成。
しかしその上の階の作品資料室や、販売表、アーカイブが十分に整う事なくスタート。


この日はとてもたくさんの友人知人が訪れる。

最初においらの父と母と祖母が来名。
そして我がアトリエの住人と名誉住人。
写真をパシャパシャ
神奈川から5年ぶりだろうか、尊敬する先輩と再開し
おいらの彼女の母と母の姉。
名古屋の友人や静岡の友人、京都の友人も、旧友親友の大集合であった。
本当に嬉しいオープニグとなった。


さぁて、ゆっくりと話をしていこうかしら。


オープニングトークで気づいたが
今回の作品はどこから生まれて、どこへいくための作品なのか
文脈がみつからない
まだ、作品が言葉に落ちない。

いったいなんのためなのやら


それを展覧会録としていこう。

2008年1月25日金曜日

Artfeti in Residence 07

さぁ〜て、ついに前日となった!!
この一週間、昼間は空間、夜は映像の制作と睡眠が欲しくなってきた

わっはっはっはっはっは


しかして、幾多の苦難(バイクで吹っ飛ぶ、夜中に工具の漏電でブレーカーが落ちて復旧できなくなる、タッカーが壊れる)


。。。。あんまし苦難でもないか〜



まぁ〜いろいろ乗り越えて。

今夜(今から)で空間の調整が完了する!
夕日に沈む沈む!

ほれほれほれ〜


串カツカレーも食べたし元気満タンぢゃ

さぁ〜楽しい芸術の時間だ!

明日!乞うご期待!

2008年1月19日土曜日

Artfeti in Residence 06


展覧会までいよいよ残すところあと一週間となった。

思いのほか展示物に時間がかかってしまったところだが、ようやくそれも完成。
ぐっふっふ


今日から空間の構成を開始。

微調整もさることながら、照明のアレンジが難しい。
いつも照明なぞしないからなぁ〜
さらに今回はフィルターをつけて、照明の他にプロジェクターを付ける

光量の調整加減が空間の相互関係を決めるため、ここが一番の踏ん張りどころ。

最初の閃きの記憶を辿りつつ
色身を決定していく
なんとも幸せたっぷりの作業だやい。

それが決まれば、どかどかいける!!
ぐっふっふっふ


興奮と不安と自信が高揚する

2008年1月10日木曜日

Artfeti in Residence 05


空間の全体像はだいたい出来上がったので
内部にインストールするものを作成し始める。

ん〜〜座布団のようだ

写真は制作中のオブジェ


環境美術作家の柴田美千里さんにご教授いただいた工法をついに使う時が!!

さぁ〜て今週は何をしていたかと言うと


6日、7日、8日、覚えていない。。。
やぁ〜本当に外に出てないのもあって日の感覚消失
わはっ

しかしもう20日を過ぎたわけで、こりゃがんばらねば!

9日は溜まった洗濯物を洗いに風呂屋へ行ったり
材料の買い出しへ。


思うにこの頃ますます、自己表現を離れて行く。
去年一年の制作を振り返ればことさらに感じる。
自我不在の作品達。
しかし私から始まって行く作品達。

制作スタイルの変革で生まれたものものに
まだ免疫を持っていない。自身と対話したり決着する時間を持つ間もなく、
ここまで来たようだ。

ぶふっ

言い訳の言葉を待ってる暇なんぞない

ぷぷぷですねー

さぁ〜もっと暴れるぞいー
生活と制作のバランスがとれ始める
なんだか調子がいい

2008年1月5日土曜日

Artfeti in Residence 04


元旦からノンストップで制作

今回のインスタレーションは部屋全体に施すため
この4日間は養生と塗装に費やした。

感覚的であろうとする事と、偶発的である事を消化しつつ
タッカーをパチンパチン
色をぬりぬり

うぬ〜〜くさい

1日2日はいただいたおせちをむしゃりむしゃり
3日は突然の長野からの来訪者に驚きつつ、
そいつを励みにぺたぺたぺた
やぁ〜年明け早々嬉しいサプライズ

しかし、、、一向に終わらない!
がふん

ペースが気になりだしてから、焦燥
集中力がなくなる事はないが
休憩が長くなり現場に足が向かない

こりゃどっかで息抜きせなばな〜
あっはっはっはっは


昨日は溶剤に当てられてアンパン状態になる
正念場ってのはむしろ平時にこそ
あるようだや


さぁ〜てまずは風呂だー!リフレッシュっ

2008年1月1日火曜日

Artfeti in Residence 03


あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願いいたします。

年越しはここ名古屋のフェチにて先ほど終えて
一階で今日も作業をしている伊藤君とさっそく
初詣をしてきました。

初詣ついでにブランコに乗っていろいろと話をして
なんだか贅沢な夜でした

さぁ〜て作品制作日記だ


30日

昨日は夕日と昇ってくる月のオマージュを完成させる。
地道に穴を一日中ほっていく
鉄の番線を編む時も感じることやが、ただひたすらに終点のわからぬものに
精力を費やすのはとても有意義だ。
求めるものがある、しかしそれは形ではなく
雰囲気だ。それは正否の決着が見えない。
自身の当てにならぬ決まりに沿いつつ
その「当て」をも探しては反復作業に身を沈ませる

深い瞑想状態が自ずと始まる
それは意識が認知しない時間を生むため
過ぎ去った時につけた名だ

この日は名古屋の友達が来てくれた。大切な友人とこの場所で会う
というのは特別な深い縁をひしひしと感じる。
そして大須名物の揚げパンをいただく。こりゃ〜癖になる!
しかし冷えるとえらいことになるパン
夜は夜でフェチメンバーの数名が参加するオルタナティブロックバンド
「ジッパーズ」の忘年会に混ぜてただく。非常に興味深い音楽性のバンドだ
とんでもなくファンキーな夜。今宵オイラは「たけし」というあだ名を襲名した


31日
会場のデコレート基礎を作成し始める。
穴あけ作業の掃除がなかなかやっかいやったが種々の問題を
こなして壁面にビニールを張り始める

会場構成はすべて完成した情景の出現のためにある
だがそれは完成間近をもって始めて判断できるものだ
当然空間の持つ雰囲気をその判断材料にするため
制作途中には見えるものは浅はかな情景の表象しかない
表象は雰囲気とは非なるもので
すべて手探りだ

判断が途切れ途切れになってゆき、進まないため暗くなってから散歩に出かける。

こういった滞在制作では日常のかけらを損なわないように
気をつける。非日常とは対峙する日常があって真価が生まれる。

なので今日も自炊。
おいしい里芋の煮物で年を越す準備をし、作業を終えた伊藤君と夕飯にする。

さぁ〜この年が始まった!
放つ準備はもうできている!