2009年5月27日水曜日

IASK 04 地下女将軍


うーむ、いったいなんだろう〜?
我が家の近所には怪しいものがいろいろあります。
夢に出てこないでほしいものです。
最近は怖い夢をよくみます。


夜、夕飯を
食べていると
電話がなって
韓国の友人から!
これから会おうとのこと!





近未来感
満載なのが
ここ韓国!
電車かっこいい

しかし乗り場を
間違えました。


彫刻家の
デイリーさん!
取手ぶり!

でも本人は日本に
何度も来て
新しいレジデンスを
作ったそうです。


連れてってもらったのは
彼の友人の店!
しかしこの日で最後らしい

うーんしかし
この雰囲気
馴染む!実に馴染むぞー。


そのあと
連れて行ってもらった
ギャラリーカフェ。
デイリーさんの先輩
美術家リーさんのお店
久しぶりにおいしい
コーヒーをいただき
ました。



展示のお話まで
いただきました!

さぁて
それはお楽しみ。





その日は終電を
逃したので
彼とチムジバン
(スパ&サウナ)へ。
ここはものすごい
激安宿でした。


千円でほんとにのんびりできました。
日本と違ってサウナスペースは男女混合で
みんな同じ服来てます。若者宿って感じでした。


午後はスタジオに
帰ってミーティング

お互いに作品の
デスカッションを
しました。




順番にやりました。

こういうのは
あんましやったこと
ないので
刺激的です。




終わった後も
続く続く。
全員ジャンルも
手法も興味も
全く違いました。



あとタイから来たジャドの作品は
なんと以前タイに行った時に見ていて
びっくらぽんでした。



始めての
焼き肉屋
変な筒が
付いてました。








おやすみさない。

2009年5月23日土曜日

IASK 03 滞在記

相も変わらず観光日誌風です。
作品つくるとか仕事してることって
書くことがないものなのかもと思いました。
材料はまだ来ないですが、坦々と準備?してます。
昨日は子供用の絵の具と粘土と塗り絵セットを買いました。

あと手紙用の判子とレターセットを小学校近くの文具屋でそろえました。


こちらに来てから毎晩だれかとご飯を一緒に食べます。
キッチンがコミュニティスペースを兼ねているのでだいたいご飯時には
誰かが食事を作ってって、誰かが食べてて、
誰かが食器を洗ってて、またTVを見てる人や
インターネットをしていたり。
軽く済ますつもりの夕飯が思わぬごちそうになるのは
嬉しいですね。
僕はサラミをツマミに一杯飲むつもりでしたが、ゴージャス!


とはいえ
よくいる面子は決まっている
ものです。
ほとんどの韓国作家さんは
スタジオのみ使ってたり
展覧会の準備に忙しく
あんまし出くわしません。
ちょいもったいない。

これから滞在作家は益々増えていくようです。



今日は韓国人作家のス女史に
画材とか材料の買い出し
に連れてってもらいました。
ジェドも一緒。








ソジュ男
不気味です。

左手はいつも
ピースサイン。





来るは
東大門市場
若者の街でした。

韓国の熱い
スポットだそうです。




至る所に
前大統領の不幸の
号外。

さようなら。



街中、デモ対応の警察だらけでした。
写真には収められなかったのですが
本当にものすごい緊迫状態でした。



ジェドは
写真好き。

そして
撮りたいものを
選ぶセンスが良い。






土曜日は
休日。

たくさんの人で
少々酔いました。





チョンゲチョン
清渓川
を延々歩きました。

ス女史は
韓国人ですがソウルは
あんまり知らないそうで
迷ってしまいました。







金魚発見。







子供の服装は
アメリカンなものか
伝統的なものか
なんとなく
二分化されている
ようです。




人工的な川

高級マンション

戯れる老夫婦





巨大な壁のような
団地街。
東京のビル街すら
かわいく思えます。
めった威圧的!





一同迷ってしまったので
タクシーにて
ギャラリー街の安国へ
こちらのタクシーは
初乗り190円。
5kmほどで600円




上の写真は
伝統あるオルタナティブ
アートスペースがあった
サムジースペース。

先々月横浜で行われた
国際シンポジウムで
そこのディレクターに
出逢ったのが
すでに懐かしいなと
思った。

同スペースは3月末に閉鎖された。



ここは
ファッションと
アートが
流行を作っている
イーサン通り






ス女史おすすめの
お店にて夕飯。
でも彼女の料理の方が
旨かった。

ジェドにとって韓国語は
かなり難しいらしいが
マナー通になっていた。

ぼくはいろいろ韓国マナーがなっていないらしいです。
げろん。


23時現在。

この区域は
朝の4時までが
一日らしいです。



そして次の日は朝5時から始まるそうです。

笑うしかありません。ふぁっふぁっふぁ
おやすみなさい。

2009年5月21日木曜日

IASK Residency 02

ただの観光日記です。
今日も材料や荷物は届きませんでした。


今日はソウルへ買い出し兼少々観光。
お昼に韓国に出張中の友人Hに会ってぷらぷら飯屋をさがして
南大門跡地裏の市場へ。
彼は仕事をさぼり中なので匿名+目隠し。
もちろんビールなんて飲みません。


こちらで初の
ビビンバ。
デジカメを買ってから
浮かれ調子なので
パシャパシャ撮る。

ぱしゃぱしゃ




肉とチヂミも食いました。
旨かったです。

でも残念なことに
笑顔でボラれました。

なのでもうここには来ません。

くふう〜



H氏にこの街の
面白い場所を聞いて
別れました。
今度彼に会うのは
マレーシアか地球の裏です。

買い出しにやってきたのは
韓国の秋葉原「龍山」




電気街の反対側に
おりましたら
こちらはソウルの有名な
風俗街
おネーサンのショーケースが
並んでます。
夜の喧噪は一見の価値が
あるそうです。



こっちの
コーヒーは
めちゃくちゃ甘い。
ダイドーの
MAXコーヒーより
甘いです。

飯が辛いと
飲み物は甘くなる
(タイ作家談)



本命の電気街
こちらはデパートの
中ですが
違うお店がたくさん
建ち並んでおりますが
みんな同じようなものばっか
売ってます。
値段もドングリの背比べ。

アジアの不思議です。


いろいろと必需品を
買って、ついでに
部屋履きも買いました。

靴下にサンダルがくっついてます。

らくちん。




こっちは犬が夜になるとやたら吠えます。
一匹吠えるとみんな吠えるから大変です。
いつか狩ってやります。もしくは調教せねば。
犬はまだ食ってませんが
言葉がわからないので
そのうち食ってるかもしれません。

わん

2009年5月19日火曜日

IASK Residency 01


韓国国立美術館が主催するアジア太平洋フェローシップの滞在が始まりました。

昨夜遅くにソウル市の北西にあるゴヤン市のスタジオに命からがら到着。
とても大きなスタジオでした。




四時頃にインチョン空港に着いて
一時間半バスに揺られて
ソウル駅へ









お隣には旧奈良駅みたいな
建物の旧ソウル駅。
今はギャラリーになってるようです。




ここから一時間強で着く予定が4時間間違えたり迷ったりしました。
市内を出ると英語の表記がなく、話せる人も極端にへっちゃいました。
指差し会話帳が火を噴きます。
時刻も9時を過ぎると野宿を考え始めました。




到着後は警備員さんに部屋を空けてもらい一段落。

こちらが半年間お世話になる僕の部屋兼スタジオ

十分な広さです。







さっそくお会いした
滞在中の作家さんたち

一緒に一杯飲む前に
腹ごしらえ。





夜中も2時を越えると
作家の数が増えました
日本の作家さんと
韓国の作家さん2人と
ドイツの作家さん。



このレジデンスのエピソードを話したり、アートの話をわいわいしてました。
ぼくのコンセプトは漠然と理解してもらえるが
具体的に共有できる感覚は伴ってないのかなと
英語で話をしてて露になりました。英語は嘘つかないようです。
伝えるための言葉が逆に距離を生むのだなぁ〜どうすりゃいいやら。


朝は別の作家さん方に
コーヒーいただきました。

韓国の作家さんがやはり多く
左の男性は僕と同じフェローシップで
昨朝タイから来たそうです。





昨夜お世話になった
日本の先輩作家さんは
午後の便で帰国。
そんなわけで皆さんでお見送り。
彼からいろんなものを
譲り受けました。




部屋の片付けと
荷下ろしをして
遅い昼食を
タイ人作家のジェと
近くのチゲ屋へ
噂とおり
キムチとご飯はおかわり自由でした。

たしかに辛いが
これなら乗り越えられそう。


自転車を借りて
周辺の散策と
必需品の買い出しに。

この辺はけっこう田舎で
ですが山間は高級住宅地になってます。
大きい家がいっぱい。
犬も一家に一匹いました。

かなり吠えられます。


何故かそのまま裏山に入り
二人で2時間程トレッキング?

迷いながら奥へ進みました。

見たことあるけど
形が違う植物がいっぱい。
松の木には脇毛が生えてました。





山は人の手がかなり入っていて
虫も獣も見かけませんでした。

ここは山全体がお墓でした。

光の射す場所は
小さな古墳のような墓と
100円羊羹みたいな石の墓標



船便で送った荷物がまだ届かないので
制作日記はぼちぼちと始めます。