2010年10月16日土曜日

ProjectHOUSE滞在日記2

(ミッションプロジェクト中)


さて、展覧会まで残すところあと二週間となりました。
日が経つのは早いものです。




瓦礫だらけやったTV12前の工事も基礎ができはじめました。





先週の土曜日は東大門市場へ。
ここはめっちゃ広いですが大抵のものはあります。





韓国製のモデルガンを求めてオモチャ屋へ
カッカチ”ュセヨ~っと言うとまけてもらたりえます。




日曜日、ホンデは人ゴミ化します。




さて、TV12に戻って制作制作。
お客さんに自分の住んでいる家の絵を描いてもらっています。




カフェスペース(お昼の部)の方々にも
制作協力をお願いしました。




もちろん夜の部の方々にも
みなさんお忙しい中手伝ってくれて
ありがとうございます。




今回の制作協力をカフェのお客さんに頼むため
ハウスワイフ(主婦/주부)に扮しました。
もちろん家事全般なんでもやります。



プロジェクト中のご飯はいつも通り自炊。
韓国の野菜が異常に高いので食材探しも一苦労です。

昔、僕のご飯は貧しい気分になると言われた
のを思い出して肉を入れようと思いましたが
野菜不足なので良い豆腐にしました。 



材料調達に友人の協力を得ました。
昨年僕がいたゴヤン レジデンスの良心ことソン ジュンホ氏
めちゃくちゃ澄んだ心を持つ彫刻家さんです。




材料を買った後は彼のスタジオに
招待していただきました。
彼と同じくゴヤンのレジデンスで一緒だった
キム スウ女史にも再開を果たしました。




トイレすげぇ
手前の鎖で出来た柱がジュンホ氏の作品




ここは三人の共同スタジオです。
スウ女史にトッポッキをごちそうになりました。
彼女の料理はめっちゃうまい!
でも美味しすぎるので、そればかり褒めると

「アンタは私に会いたかったんぢゃなくて、
私のご飯を食べたかったのね」
っとへそ曲げます。
いやはや、可愛い女性です。



さぁ制作作業もリサーチからぼちぼち
本作業に移ります!

2010年10月12日火曜日

チャンヲンでも実は展覧会していたり。。。

今回の韓国はプロジェクトハウスのために
来たわけですが、実はそれ以外にも
小さな展覧会へ出展しておりました。

場所は釜山からバスで小一時間の町
チャンヲン市
今年の4月にアジアアートフェスティバルに出展した際に
今回の展覧会にお誘いを受けました。
そんなわけで30cmくらいのちんまいやつを
作って手持ちでぶらりと行ってきました。

みえますかな?実は壁にかかっています。

今回の展示場所はカフェギャラリー
チャンヲン周辺に住んでいる作家やそこに縁のある
外国人作家達が有志で出展しております。

実はこの展示、現在もチャンヲン周辺を巡回中とのことで
もしお近くにお立ち寄りの際は総勢27名の展覧会を
お楽しみください。

Reflective Light Exhibition

'Gallery Leegang'
Place : Kyung-Sang South Province Chang-Won city Yongho dong 17-16
Date : 2, Oct, 2010 ~ 8


'Gallery AA'
Place : Kyung-Sang South Province Geo-Je city
Date : 9. Oct. 2010~15
Opening Party : P.M.4:30(Performance)

'Gallery YYOON'
Place : Kyung-Sang North Province An-Dong city
Date : 16, Oct, 2010~22
Opening Party : P.M.4:30(Performance)


オープニングの日、当日に現地に着いて
テンヤワンヤで設置し
そのままオープニングパーティがはじまったため
他の方の作品写真は撮れませんでした。


以下オープニングパーティの様子。

企画者の生家に行っておばぁさん特性の
豆腐をいただきました。


去年いたゴヤン市よりも山間の田舎町へとやってきました。


韓国の仮面を被ってパフォーマンスを披露されたり
フルート吹いたり、いろいろと皆さん芸達者

でも、なによりもおばぁさんが絵になるなっと思っていました。

「お前もなんかやれよー」
「お前がやれよー」
ってなわけで誰から始めるともなく
輪になって皆で腹が減るまで踊ってました。

当日までの半年間、全然情報がない展覧会やったので
危ぶんでいましたが
蓋を開けてみれば友情パワー展覧会やったようです。
お豆腐おいしかった!

2010年10月8日金曜日

projectHOUSE滞在日記1


プロジェクトHOUSEの詳細、イダンとの交換日記や
ミッションプロジェクトのレポートは
こちらのブログを御覧ください


現在滞在中のイ ダンの住んでいるアパート付近。
これから忙しくなれば、ギャラリー滞在となりますが
しばしのどかな団地妻いです。



しかし問題はここからギャラリーまで一時間半かかります。
そしてラッシュは昼近くまで続く。



おお、HOUSE!



おお、イダン(李 丹)のダン!



そしてこちらがTELEVISION12Gallery!
最近2階を改装したばかり。



一階はカフェとなっており、美大が近いこともあって
美術系の学生やアーティスト、デザイナーが多いようです。
作品もインテリア兼商談材として飾られております。



そんなわけで我々もミーティング
韓国側でのアーティストトークでパネリストを
お願いするKim NoAm氏
サンサンマダンとアートスペースHUEなどの
アートディレクターを務められています。



今日もTV12は前は、がっつりと建物を破壊中



2階は現在僕のアトリエ代わり。
ディレクターのミンヨン、サニーと昼食中。




僕のギャラリー滞在に向けて防犯設備を換装中




何をさせているかと言うとそりゃ秘密です。



さて、準備もぼちぼち整ってきましたし
いっちょやりますかね

イ ダン、日本に来る!(ってか既に半月以上、日本で住んでいる。。。)


プロジェクトHOUSEの詳細、イダンとの交換日記や
ミッションプロジェクトのレポートは
こちらのブログを御覧ください


さて、日韓合同プロジェクト改め、日韓ギャラリー交換住込
プロジェクト”HOUSE”が本格的に始まりまっております。

現在、僕は韓国はソウルのホンデと言う美術で有名な大学周辺を
拠点にしています。

詳しいことはプロジェクトHOUSEのブログにて。
インフォメーションはもちろんのこと、
お互いの国の人しか知らないコトワザや迷信を読み解く
ミッションプロジェクトや、滞在生活記録、制作日誌などを
書き連ねております。


実はこの企画のために
韓国の美術家イダンは9月中頃に来日。
僕の実家で家族と生活し、初の日本での長期生活の準備や考察を
兼ねて滞在しておりました。


今日の日記はそんな話。

イダンと近所の神社に来て
このプロジェクトが、とにかくめっちゃ面白くなるよう祈願。
成功如何はどこ吹く風ってもので、何を持って成功かは
ありはしますが、それ以上に身に振りかかる惨劇を
楽しみたいものであります。


ウチの母親とツーショット
なぜだかわからんが、ウチの母親と祖母とは
違う言語で話しをしていてもめちゃくちゃ盛り上がって
だいたい理科しあっていました。
ガールズトークってのはすごいと思います。


イダンは日本では進んで洗い物をしたり
カプチーノを振舞ったり、良い主婦っぷり全快でした。


さて、こちらは現在イダンが滞在中の
Alternative Space♭(フラット)


奥の方がここのディレクターでランドスケープデザイナーで、
アーティストで俳優の花村周寛氏。(何故かめちゃカメラ目線)
ものすごいアクティビティと真摯な視点で上記の仕事を関連づけて
ご自身の活動とされている方です。
2階は花村氏のデザイン事務所兼住居、ミーティングブース、
バーカウンター等があり、一階は演劇の稽古場や舞台、アトリエとして
利用出来る多目的スペースになっています。


みんなでミーティング。左の方は今年の3月に
佐賀で行われたARITA-mobileや、わくわくKYOTOプロジェクト
でもご一緒したアーティストの糸井宏美さん
この企画やフラットに興味を持たれて起こし下さいました。



みんなでドヤ顔。
flatに隣接するこの家が今回の展示会場です。


中はかなり傷んだ日本家屋。flatも元々はこんな感じだった
そうですが花村氏が全面セルフビルドされて、
今の状態にしたそうです。





そして、今回、当プロジェクトの共催を受けてくださった
大阪市立大学都市研究プラザ:船場アートカフェの
お二人と打ち合わせ。


プロヂューサーの中川眞氏とディレクターの高岡伸一氏には
アーティストトークのパネリストをしていただきます。
それにあたって、企画の全容やモチベーションの確認など
短い時間ながら有意義な会合でした。
お二人の豊富なキャリアからいろいろと助言もいただきました。


さて、イダンも半月でウチの家族の一員となり
大阪のスペース♭(フラット)に旅立ちました。

最後に、イダンとウチの家族はお互いの言葉で手紙の
やりとりをしていました。
プロジェクトHOUSE、どうなっていくでしょうか。

さてさて、これから楽しい芸術の時間です。