2009年2月14日土曜日

rain


暑い日だったようだが
部屋の中にいたのでわからない。

朝なのか昼なのか夜なのかわからない。
飲み屋がないと日常に溺れる。
飲み屋があるとお酒に溺れる。

創作の彼方か、明日に早く行きたい。
でも明日が早く来てしまうと
僕は困る。
やっぱり創作にはいろいろが要るから
時間も日常もお酒も少々欲しい。


久しぶりにスコッチを
家にはお中元のシーバス
タイで買った30円のショットグラスは
45ml丁度。


先週は浜松にいった。
木下惠介オマージュ映像展で奨励賞をいただいた。
励まされると少し困った。会場は老人の海だった。


僕はこの週、「みんなの詩プロジェクト(仮)」を
始めようと各地の才人を尋ねた。



夜は芸術家の深澤氏と高杉氏とよくわからん大事な話をした。
アニメもたくさん観た。フカサワハンバーグはおいしかった。
大事な事が見えるとしょうもない話は大事な話になる。
比較的フカサワタカフミには構成をやってもらおうと頼むが
何もないので頼むべく物がまだないことがわかる。
しかしそれは大事な確認だった。



次の日
深澤氏は豊川へ。高杉氏と僕は浜松のトイザラスへ
ハイクオリティーのRCトリケラトプスを250円で買う。
すごい。
二人で遊ぶ。僕は15分、かれは1時間で飽きる。
彼はアートディレクターになっていた。
餃子を食べ終わってから彼のプロジェクトでチャットを
することにする。
彼は子供が苦手だそうだが僕はだいたい苦手ではない。



森妙子さんの家で僕の生きる道に気づく。
今いる場所はすべて僕が望んで想い通りになっている。
それを忘れてはいけない。
韓国に半年行こう。静岡のダイナミズムが頭角を現している。
ここにはアートマネージメントをできる足掻く者が必要だ。



グランシップで8月にやる105人の時間展の打ち合わせを
担当スタッフであり仕掛人の河合氏と行う。これはただただ楽しみだ。
それは革新を起こす場になるかもしれないからだ。
夜は音楽家丸山氏とトンカツを食べて銭湯に行ってお酒を飲む。
彼には「みんなの詩」の「おとこのこの詩」に音楽をつけてもらう。
このプロジェクトは僕の出逢った人たち全員でやる。
彼の音には疑う余地が僕にはない。


PHSを忘れ、携帯を忘れ、PHSと携帯の充電器も忘れ音信不通になる。
東京で「みんなの詩」の「おんなのこの詩」の歌詞を付けてもらうべく
美術家兼小説家の工藤氏を尋ねる。大切な事は言葉よりも雰囲気だった。
微睡みが付きまとう昼下がり、僕は眠いことで開かれた感覚に詩を想う。
僕は今回の創作に求めているのは全体感だ。
伝えたい事は何もない。この世界にはもともと「何か」はない。
人の営みは詩と歌に乗せて。
世界のすべての営みに触れてほしい。


雨は降っていない。

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