2009年1月27日火曜日

possibility or potential


物事はすべて起こるべくして起こっていると私は思う。
そして、それらは常に現在と未来に開かれている。

一方で物事には良い、良くない、悪くない、悪いがある。
それは価値によって定まるわけだが
では価値は何かと考えると必要を満たすためにあると思う。
価値は生命が生きる上で必要なものだ。
当然、目には見えないが価値もまた世界に潜在している。




動物は良い餌を選ぶ
植物は光のある方へ向く
これは(価値)必要が
あるからだ。



ほとんどの生命は生きる事が「非選択要素」として
体が作られている。(中には数打ちゃ当たるような
作りのやつらもいる。まぁ種としての選択か。)
単体でもいくらか生存可能なように。
そしてこれも非選択要素だが生き続ける必要を含んで作られている。


しかし巨視的に考えると価値(必要)がある事を疑わしく思う。
世界は向かう方向に一定の法則(非選択要素)に従って動いている。
しかし一方ではその都度、選択をしているかのようにも見える。
向かうところはわからないが
例えば、生命が循環することや、
例えば、恒星が寿命を得て消滅し新たな星を形成するようなことは
常に未来に可能性が開かれているので
価値や必要なものは見受けられない。
「静止しない」「逆戻りしない」とか?




我々が選択しているように
また選択しようとも事態を
完全に把握することがないように。
同じ事のようにも思えた。




そして思うに
世界にとってはこの世界、良い悪いはない。
ただあること(ないこと)だけがあって
起こる事(起こらない事)もある。
そして世界のすべてが選択をしている。

事象と可能性しか世界にはないような気がした。


まぁ人の価値には少々悲しい?
我々には個や種が生きる事は
最も大事な価値だからか。

しかしそれも価値なのだろうか。


写真はコンテナ内での展示模型
再構成なので新しい要素は少ない。

トニー・ザ・タイガーは小学生サイズ

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