2009年9月7日月曜日

IASK 15 Art n etc Watching 01

釜山から入国後、そのまま釜山市立美術館へ

105人の時間展で出逢った灯道家元:粟倉久達氏の展示を

思わず美味しそうと思う。彼の作品は素材を感じさせない。
ぼくは写真でさえ食べたくてたまらなくなる。




家元の粟倉氏と

ヌナ(あだ名)
こと韓国の姉と
その旦那サマ(あだ名)

二人にはいつも
お世話になっています。



放浪する会社員:H山氏と
昼からサムギョプサルと
ビールを喰らって
夜、彼の友人夫婦と
またもサムギョプサル。
旨かったが
この後一週間ハラを壊す。


この時期は
どこの家庭でも
赤唐辛子を干してます。

この赤が
韓国の方にとっての
「赤」だと思う







久々に見ました。
ペアルック





続いては
GalleryLOOP主催の展覧会『Stand by ...』
”Taboo”をテーマに2つの韓国国立スタジオから
国際作家達が一ヶ月間、20歳以下の学生達10人と
ディスカッションしながら制作をするという
エデゥケーションアート展
僕も素晴らしい企画と思って当初は関わるも
静岡での展示のため敢えなく離脱。

作家数5人に対して作品のボリュームは多かったので
簡単に紹介。


韓国人作家JUNG HeungSup氏の
作品はピクセルで構成された
虚像の通販インターネット画面から
キャンセルアイコンがこぼれ落ちている
インスタレーション



アーストラリアの
パフォーマー
JeremyNEIDECK
の作品は
パブリックスペースでの
学生達によるパフォーマンス
をビデオインスタレーション
にしたもの。

内容はドメスティックで性的なのだが、表現が学生の年齢からの視点で
描かれているのでソフト。













同じスタジオのタイ人アーティスト
JedsadaTANGTRAKULWONGの作品は
床に踏み散らかった跡を残すインスタレーション
コンセプトはReleaseと本人が言うように
多数の四面体が床に散らばっており鑑賞者はそれらを
踏みつける事で内包されているものを解き放つ。


今回の出展作で一番
ボリュームが多かったのが
同じスタジオに滞在中の
スウェーデン作家
Lisa TAGESSON

既製品達に刺繍や
焼きごて等によって


タブーとは何かを綴って行く
作品群。
韓国語、英語、スウェーデン語で
キーワードのみ書かれていた。

左の写真は焼きごてで開いた穴
に光が差し込んで壁に映った影


非常に
少ない期間で
これだけ多く作った
ことに関心しました。

















最後も同じスタジオのアメリカ人作家
Sandra Eula LEE の作品である。
彼女の近作も出展されていたが目立っていたのは
この二点。
制服と制服の画像がプリントされたテスト用紙やノートの切れ端の
コラージュは体温が残っている様子がでてて面白かった。
もう一点は田舎にあるスタジオ周辺で集められたもので
作られたオブジェ。


この展覧会は
作品はあくまで副産物と
観るのがよいだろう。

用意された少ないアーカイブ
をみる限りはとても
良い時間だったことが
伺える。



但し、作家達にかかる膨大な労力も観る事ができる
展覧会だったと思う。

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