2009年6月26日金曜日

IASK 09 あと一ヶ月で展覧会


近頃はスタジオに籠り気味
とはいいつつ、知り合った方々の展覧会とかに誘われて
外にちょくちょく出たりもする。
でも籠ってる気分を常に持っているので
なんとなく籠ってる日々を過ごしてるかのように錯覚する。

制作状況はぼちぼち!パッと見ても細くてわからないのですが
そして今までのものと大差ないかのですが
とっても良く編めています。

さて、あと一ヶ月で
展覧会があります。

場所は韓国ではなく

静岡県!
「105人の時間展」
「105人の時間展」
なぜか、ブログが二つもある。。。。


謎です。

このHPのインフォでも少し紹介し始めますので
ご覧ください。

僕の展示内容は上図のようになります。

大型の近作と最新作を出展します。

実際には引き離せないが仮に
ヴィジュアル、コンセプト、社会性を
アートから取っ払ったとしても残っている
もの(これは作品と人間の間にあるはず、もしくは
人と世界の間にあるもののはず)
がアートとしての質だろうと考えていて。

今度の作品がその質が高くなるよう
やり方はこれでいいのかわかりませんが努めます。


空気と金属の張力と重力が、形を与えます。
乞うご期待。



展覧会自体の内容はざっくり言いますと
105人の参加者がグランシップという大型の公共施設を
フル稼働させてテンヤワンヤしながら「時間」をテーマに
据えた作品群をがっつり鑑賞してもらうというものです。

主軸は映像系の作品と体感系の作品と食事系の作品の三本柱です。

暑い真夏日が会期なので夕方スタート。

老若男女、浴衣でお越し下さい。金魚すくいあると良いなぁ。






さて最近は
←のドイツガイ!
マーカスの個展が
cafe&galleryスペースで
行われました。
ゴヤンのアーティスト
全員で応援に駆けつけました。



←の韓国作家さんが
犬を飼い始めました。

名前が『アキ』と
皆に付けられて
僕も「アキ」と
呼ばれているので
しばし混乱。





ドイツの作家さん
が来週帰るので
日本食振る舞いました

雰囲気は重要です。
てなわけで
暖簾をキッチンに
つけてみる



韓国携帯を持ちました。
イテヲンという地域には
米ベースキャンプがあって
そのためか欧米人が
多く住んでいます。

なので中古携帯も安く
手に入ります。
そしてここには
モスクもあります。



この日はパキスタン人の
アーティストと領事館に
行ったり
(何故かパキスタンの
偉い人達とお茶をする)

モスクへ行ったりパキ日和。




そして
先日帰国した前の日
友人に連れられて
こっちのクラブに
初めて入る。

大学1〜2年の頃は
よく行ってたので

少し懐かしかった。

2009年6月22日月曜日

弟よ


おめでとう。



一週間前に我が愛する弟が結婚しました。


でっかいビデオカメラ担いで、デジカメもフル稼働で
記録しまくりました。


兄感無量。兄馬鹿炸裂。

素敵な夫婦ですぞー。

結婚はすごいなぁ〜

家族増えるもんなぁ〜

両手を挙げて祝福するぜ!




新親族大集合!

母が九州生で
兄弟が多いので
遠くからもはるばる
大集合


やーやたら自慢したい!!
そんなわけでりりしい弟とうつくしい義妹の結婚式見たい人は
いつかアルバム持って見せに行きます。

はらしょー

2009年6月10日水曜日

IASK 08 仕事たくさん始める


こちらに来て3週間もすぎたのかっとびっくり。
こりゃ半年はあっという間みたいです。
最近は風邪を引いて3日寝込んでましたが、状況は激しく動いているこの頃。


風邪で倒れた翌日
彫刻家のデイリーさんに
彼のプロジェクトに誘われる。

兼ねてより彼と仕事したかった
ので即決です。
内容はソウル市内の小学校に
素敵なもん作るってなわけです。

ソウル市が主催するこのプロジェクトはソウル市内の
小学校や公園や、街通りや商店街等あらゆるところに
美術家が作品を仕掛けるとのもの。

日本にもデザイナーや建築家を対象にした似たものは
多いのですが、こちらでは現代美術家もわりと
重要なポジションを担っているようです。

前年度の記録を見てると権威的な邪魔物や表面しか
デザインされていないものが比較的少ないと思えました。
日本のそれに比べてですが。

なんていうか
も少し人の近くにあります。

そんなわけで
風邪も良くなった日に
小学校へ出向く。

TAP08でお会いした
SAPのコンさんと再会!
彼女は前回はディレクター
でしたが、今回は
アーティスト!

韓国っ子!よう遊んでるわい!

我々は4人チーム
デイリーさんが
各々の仕事を
フュージョンさせて
11月の公開に向けて
思案スタートです。



僕は、彼の作品が
生きた人に繊細に介在して
より強い作品になる
ってところが好きです。

話弾みます。




そんなわけですが
8月の日本での展示のための
制作も始めました。

今回は細い金属なので
あんま見えにくい。



したら今日昼過ぎにAltanative Space Loop
のキュレーターさんが共同プロジェクトへの
応募の話を持ってやってくる。

聞くところ採用されれば15〜20歳の若い人10人と
ディスカッションやワークショップを通しながら。。。
まぁようは手伝わせて自分の作品を作って、費用も工面してくれて
発表の機会までくださるとのこと。

さらにコンセプトが僕のそのものなので大変興味深く
キュレーターさんらも思考のフィーリングが合う。
先ほどアプリケーションを送る。

ところが、この期間がばっちり「105人の時間展」に被ってる。

そんなわけで
韓国の未成年を日本に送り込む作戦発令。
はてさて、どうなることやら
ものすごく楽しみ。


ブリリアント!
(カタカナで書くと感動できない英単語だと思った。)
わんだふる!
とか平仮名で書くとすごくイメージが違うもんなのね。


朝日が昇って来たので
雑記ついでに最近の食事の写真を

韓国の
飲み会は
酒がすぐに
なくなります。

アル中ゲームが
始まるからです。






韓国の
伝統料理は
日本の料理と
かなり似た味わいでした。

ぜーんぜん辛くない。




サムギョプサル
うまし!

でも彼は宗教上の
理由で豚がだめだそうで
牛カルビ。

お酒は少々ならいいそうです。




あとは変な看板

トランペット禁止です。

でもジャズ喫茶前でした。









あと「毛」

小さい字で「多」

とあります。




おやすみなさい(時差なし)

2009年6月7日日曜日

取手アートプロジェクト2008 第23回国民文化祭・いばらき2008「取手井野団地―電気・ガス・水道・アート完備」(DVD付)


どどーん。TAP08の記録集が絶賛発売中でございます。

すんごくかっこいい出来上がりに関係者一同発奮!!

どこかの書店で見ましたら手に取ってくてくださいまし。

TAP08の様子はコチラ!!

購入先はコチラ!!

2009年6月3日水曜日

IASK 07 オープニングパフォーマンスへいく


写真は『24時間ガビーン』です。


この日は
僕の部屋の
お向えさん
ドイツ人作家の
マーカスが参加する
展覧会のオープニング。




会場は女性ばっかり!
すごい数の入場者でした。

会場は
非常にすばらしい
建築のトータルミュージアム




今展覧会は
パフォーマンス
ニューメディア
ビデオインスタ
サウンドスケプ
が絡み合った
変な展覧会でしたが

この複雑さ
大好きです。



あり得ない
感情が生まれます。
居心地も良い!

パフォーマー
とサウンドに
邦人がいやはりました。

かなり多国籍集団。




外観

なんか複数の
違うおもちゃを
組み合わせて
つくったみたいな
建造物。



上の写真の
反対側。

庭も良いのです。
写真を30度傾けると
別の場所のように
思います。




このあと
すぐ隣の
「ガナ アート」
有名な企画美術館だそうです。

よく楽しめる企画になってました。


内容はリンクへとんでください。




コレクションも
いろいろ。
始めて村上隆の
実物立体を見る






いやーのどかな
超高級住宅街

少し遠くのどの家も
デザイナーズハウスでした。

っと思っていたら
写真左手の昼間っから
飲んでる集団に
パク館長発見!!


パク館長はTAPの国際交流事業
タイアップしていたSAPのディレクターさん
すぐ反対側のギャラリースペースを
ディレクトしてらしゃたそうで
昼間からご機嫌でした!そりゃビールがすすむはず!

今年のSAPは6月半ばからプロジェクトが
スタート!オープンスタジオは8月7〜15だそうです。




最後は
韓国のヘルシー料理
山盛りのなんかわからん
葉っぱをたくさん
たべました。






わからん。。。

IASK 06 山放浪


韓国人作家ス女史のすすめで近くのプカン山へトレッキングに行く。
ソウル近郊市民の半分くらいがどこかしらの山登りへ休みには行くくらい
流行っているそうです。
たしかに山近郊の街にはトレッキング屋がたくさん。
この日も平日やのにかなり混雑していました。

初っぱなから
険しいが、
わくわくしました。
この日は眠れず
小学校の頃の
遠足を思い出しました。

この日は
パキスタン人の
ジュネードも参加
彼もアジアフェローシップ
でこちらに滞在中


山も深くなっていきます。

僕はトレッキング始めて
でしたが、わりかし
体力はあるので
とても楽しめました。






















山頂に到着!








絶景!






ですがこの後
公園の管理人に怒られます。
登ったらダメな道をきたようです。
ぐへ。



飯は
韓国のり巻き
キンパッ




うーん韓国語は
日本語にしにくい
カタカナで言うとキムパム
だけど耳にするのはキンパッ



でっかいどーん


彼とは
韓国へ来た
境遇が似ていて
この後夜中まで
意気投合





お寺を参りました。
歴史ある場所ですが
数年前に全改装したらしく
新しい手法がたくさん
盛り込まれていました。


僕は保存よりも良い更新をすることも大事な事だと
考えます。




面白い植物が
たくさんありました。









計算も算段も
し終わったので
今日から制作開始です。

2009年6月2日火曜日

IASK 05 韓国近現代美術放浪


うぉらああああー!!ナムジュンタワー!!
絶叫しました。
先日は今回、フェローシップをもらった韓国現代美術館へ行ってきました。
1900年代から今日までの近現代美術がものすごい量で
収集されていました。

中央にはフルクサスメンバーでもあった「ナムジュン・パイク(ペクが正しい)」
のビデオタワーと、彼を支持するイク・ジョンカンのインスタレーションがあった。


もちろん
リーウーファンも
ありました!
でも僕は彼の
ペイントの方が好きです。



ここにある近現代美術における西洋美術の影響は
日本とまったく同じインフラ状態と感じた。
膨大すぎて大変やったので
すり抜けるようにスルーする。
僕がみたいものではなかった。

同時開催の企画展インドの現代美術展は
個人的に感激する作品がすくなかった。

シルパ・グプタとスドブ・グプタが良かった。

とても現代的でした。社会的でした。
そしてなんかそのまんま過ぎるのでした。
なんかそのまんま過ぎるって腹立たしいのです。
僕はかなり何かを期待して求めています。
いったいなんなのだろうかしら。

ですがそう思えない作品に
最近過剰に嫌な反応をしてしまいます。
なにか僕に変化が合ったようなこの頃。


この日は
スタジオのスタッフ
二人が案内人。

アメリカ人作家の
サンドラ・リーも参加
彼女はACCからフェローを
もらって来たそうです。



静岡県美よりも
山奥にありましたが
国立公園になっているので
遊園地や科学館、動物園も
あるのでお客さんは
いっぱいでした。




韓国のビルは
雑居ビルがほとんど
一階、電話屋
二階、マッサージ屋
三階、ご飯屋
四階、政治団体
五階、サウナとかが普通。

すごい!


これは
ノムヒョン前大統領の
追悼式の様子。
あらゆる場所で黄色い帽子や
バンダナ、看板を
見かけました。




ただし
同じくらい多くの
警官隊も見かけました。
どうやら
追悼式ついでに
現政権に反対の人たちが
ワイワイしている模様。



中心街はこんな
感じでした。


いったいどこから
湧いて来たのか
いろいろ心配になります。





風船に描かれ
ぷかぷか





この後
こちら韓国で
知り合った現代作家の
ハンさんがやっている
オープニングへ

著名な?キュレーターと
作家による展覧会だったそうです。



ハンさんの作品

使い終わった
コーヒーパックで
作られた花束。







他にも
枯れ落ちた葉っぱ
をリメイクしたり






使用済みの
歯磨き粉チューブに
仏様がいたり

終わったものに
もう一度息を
吹きかえさせる
のが全体のテーマ
らしいです。




飲み会にも
参加させていただきました。

やっぱりみんな
よく飲む方々でした。







虫食べた。
旨かった。





二次会?は
デイリーさんと
ホランド人のパフォーマー
でブラットピット似の
デュークと三人で。
この後、バーに行って
久々にスコッチを飲んだ。


しかし、こちらではスコッチが2倍くらい高い!!
そしてシングルモルトをまだ見ていない!!
なんてこったい!!

やっぱり飯の話になるなぁ〜。