2008年2月27日水曜日
world -202- 02
今日から本格的に設置作業を開始した。
今回は一昨年にやっていた鉄線で作られた15Mの人体像がスペースにあわせて再構成される。
これまでやり尽くした作品なだけに、また二点した後の急遽の代案でもあったためモチベーションは実のところ低かった。
目的、展望、渇望するものがない状況での制作は徒労以外のなにものでもない。
もちろん、今回の設置場所は希望の一つの場所であったし、その空間での展示に美意識を感じた。
しかし、今日その設置作業の中で思わぬ場感と接触する。
この空間が作品を引き立たせる。
これは私の作品には今まであり得なかった状況である。
作品はあくまで景、もしくはそれに関するものへのオマージュであったはずだった。
それは、今作が生まれたギャラリーCAVEでの展覧会でももちろんそうであった。
しかし、今回は背景ではなくビジュアル(表象)に景が生まれる。
楽しくなってきた!
今日は浜松の元バーテンダーの友人と遠方はるばる山梨のバーテンダーの友人が
設置を手伝ってくれた。
本当にありがとう!
さぁ〜て明日も楽しい芸術の時間だ!
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