2009年5月19日火曜日

IASK Residency 01


韓国国立美術館が主催するアジア太平洋フェローシップの滞在が始まりました。

昨夜遅くにソウル市の北西にあるゴヤン市のスタジオに命からがら到着。
とても大きなスタジオでした。




四時頃にインチョン空港に着いて
一時間半バスに揺られて
ソウル駅へ









お隣には旧奈良駅みたいな
建物の旧ソウル駅。
今はギャラリーになってるようです。




ここから一時間強で着く予定が4時間間違えたり迷ったりしました。
市内を出ると英語の表記がなく、話せる人も極端にへっちゃいました。
指差し会話帳が火を噴きます。
時刻も9時を過ぎると野宿を考え始めました。




到着後は警備員さんに部屋を空けてもらい一段落。

こちらが半年間お世話になる僕の部屋兼スタジオ

十分な広さです。







さっそくお会いした
滞在中の作家さんたち

一緒に一杯飲む前に
腹ごしらえ。





夜中も2時を越えると
作家の数が増えました
日本の作家さんと
韓国の作家さん2人と
ドイツの作家さん。



このレジデンスのエピソードを話したり、アートの話をわいわいしてました。
ぼくのコンセプトは漠然と理解してもらえるが
具体的に共有できる感覚は伴ってないのかなと
英語で話をしてて露になりました。英語は嘘つかないようです。
伝えるための言葉が逆に距離を生むのだなぁ〜どうすりゃいいやら。


朝は別の作家さん方に
コーヒーいただきました。

韓国の作家さんがやはり多く
左の男性は僕と同じフェローシップで
昨朝タイから来たそうです。





昨夜お世話になった
日本の先輩作家さんは
午後の便で帰国。
そんなわけで皆さんでお見送り。
彼からいろんなものを
譲り受けました。




部屋の片付けと
荷下ろしをして
遅い昼食を
タイ人作家のジェと
近くのチゲ屋へ
噂とおり
キムチとご飯はおかわり自由でした。

たしかに辛いが
これなら乗り越えられそう。


自転車を借りて
周辺の散策と
必需品の買い出しに。

この辺はけっこう田舎で
ですが山間は高級住宅地になってます。
大きい家がいっぱい。
犬も一家に一匹いました。

かなり吠えられます。


何故かそのまま裏山に入り
二人で2時間程トレッキング?

迷いながら奥へ進みました。

見たことあるけど
形が違う植物がいっぱい。
松の木には脇毛が生えてました。





山は人の手がかなり入っていて
虫も獣も見かけませんでした。

ここは山全体がお墓でした。

光の射す場所は
小さな古墳のような墓と
100円羊羹みたいな石の墓標



船便で送った荷物がまだ届かないので
制作日記はぼちぼちと始めます。

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